まず栽培場所を、日当たりの良く且つ風通しの良好な場所にする事が大切です。
また春から晩秋まで休眠期以外のダコニール(殺菌予防剤 1000倍希釈)の
10日間隔散布を、ぜひお勧めします。大切なのは病気になったから消毒するのでは無く、
病気にならない様に予防消毒散布する事に尽きます。
これさえしっかりされるだけで、病気の発病率は激減します。尚かつ発病しましたら…
やはりウドンコ病治療の専門薬の散布を御勧めします。
薬剤は下記のものから購入して下さい。
農薬専門店・JA直売所等にて御求め下さい。
1.ストロビー(フロアブル剤・2000倍希釈)
2.サルバトーレ(乳剤・3000倍希釈 黒点病にも効果あり)
3.ピリカット(乳剤・2000倍希釈)
4.ラリー(乳剤・3000倍希釈 黒点病にも効果あり)
上記何れかの希釈液の2日置きの3回連続散布で、必ず治癒出来るはずです。
ただ同じ治療薬を長期間使い続ける事は、ぜひ避けて下さい。
いわゆる病気の耐性が出来てしまい、効果が減少します。
上記治療薬の内2薬剤を常備した上にて、次回発病時には必ず
異なる薬剤を散布する様に心がけましょう。
尚、治癒しましたらまたダコニールの定期散布を繰り返して下さい。