剪定は四季咲きか一季咲き性かで、その方法が異なります。
四季咲き性の品種では、秋までは花殻の下の5枚葉の上での一般的な整枝程度に押さえた上、
冬の本格的な剪定時は株の高さの半分程度まで切り戻して下さって構いません。
一季咲き性の品種では、花のシーズンが終わりましたら、花芽の付かない枝が
ぐんぐん伸び出しますので、適時晩秋まで思い切って切り戻して下さって全く構いません。
本格的な剪定の季節まで枝を整理し続けて、常に株姿がすっきりとなる様に
工夫して下さい。尚、一季咲き性のバラはの花芽の形成は晩秋以降になりますので、
冬の剪定はそれを留意して、あまり強剪定を加える事は避けましょう。
強剪定が原因で、折角形成した花芽を処分してしまう事になってしまうからです。
具体的には晩秋までの株の高さの3分の2の高さになる程度に剪定して下さい。