肥料やりの基本って?

地植えの場合と鉢植えの場合では、施肥の方法が異なります。

地植えの場合は、四季咲き性品種では11〜12月にしっかりと元肥と堆肥を施して置けば、
その後は6月の御礼肥えの時まで施肥する必要はありません。
(一季咲き性品種は追肥は基本的に不要)

肥料分の内訳は、油粕4 骨粉4 燻炭2を標準目安とします。
(一番安上がりで且つ失敗がありません。)
また元肥入れの1ヵ月以上前の10月中に、苦土石灰を若干与えて
土壌中和を実施すれば申し分ありません。

鉢植えの場合は、毎年鉢土の入れ替えが必須条件になりますので、元肥入れは全く必要ありません。
植え替え後、約一ヶ月からティースプーン2〜3杯の有機肥料を毎月与えて下さい。

冬〜春までは窒素分(油粕)を多く、油粕5 骨粉3 燻炭2の割合で。
春〜秋はリン酸分(骨粉)を多く、油粕3 骨粉5 燻炭2の割合で。
秋〜冬(植え替え時まで)はカリ分を多く、油粕3 骨粉4 燻炭4の割合で。 

以上を一応目安として下さい。因みに窒素分は、芽出しのエネルギー。
リン酸分は、花付きのエネルギー、カリ分は幹や根の充実のためのそれと考えて下さい。
また鉢植えの場合は用土を毎年入れ替えますので、苦土石灰の施肥は必要ありません。


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