ハダニの駆除対策は?

ハダニは世代交代のスピードが非常に速く、そんな理由から、
薬剤に対する耐性がすぐ出来てしまいます。
従って1つの殺ハダニ薬剤の散布は、年間を通じて2〜3回に限定されます。
それ以上の回数を散布すると耐性が出来てしまい、効果があまり期待出来なくなります。
以上の様に、ハダニはバラの害虫の中で最もしつこく厄介なものです。
毎年この被害が深刻の様でしたら、ぜひ複数(3〜4種類)の殺ハダニ薬剤を常備され、
発生初期よりローテーションを組んで、1つの薬剤の5日置き2〜3回散布
(成虫が死んでも、殺ハダニ薬剤には殺卵効果はありません。
卵が孵化するのは、5日置きなのです)を、まず実施して見て下さい。
そうして次の発生時には、異なる薬剤の同様の散布を御願いします。
以上ハダニの駆除で大切な事は、ハダニに薬剤に対する耐性を許す猶予を与えない事なのです。

最もポピュラーなケルセンは普通にHCで販売していると思いますが、
もし無ければ勿論違う薬剤でも全く構いません。 他に‥

バロック  カネマイト  コロマイト  オサダン  ダニトロン  ニッソランV  ピラニカ  ダニサラバ

‥等、農薬専門店にて沢山の殺ハダニ薬剤が販売されています。
最寄の専門店にて御問い合わせ下さい。


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